百済の面影・扶餘の旅

扶餘を楽しむ(周辺の見どころ)

公州(コンジュ):공주

忠清南道中央部に位置する市。百済の古都。

大和朝廷と関係の深かった韓国の古代国家・百済は、3度遷都している。最初はソウル近郊の漢城(ハンソン)、次が現在の公州(コンジュ)にあたる熊津(ウンヂン)、最後が現在の扶餘にあたる泗批(サビ)。だんだん南下しているのは熊津には63年間、都が置かれたのち高麗時代に公州と改名された。

公山城(史跡第12号)は百済時代の都城ではあるが、百済時代だけではなく、それぞれの時代の遺跡が散在している。城の名称は、百済時代の築造当時は熊津城だったが、朝鮮時代には公州山城 -公山城、双樹山城で、公園制度の創設で山城公園とも呼ばれた。もともとは土城だったが、朝鮮時代の宣祖、仁祖の時にほとんどが現在のような石城に改築された。

公州にはほかにも武寧王陵のある宋山里古墳群、公州国立博物館、麻谷寺、鶏龍山国立公園、など見どころも多い。

扶餘からは市外バスで一時間ほど。

  • <利用情報>
  • 問合せ公州観光案内所 (041)856-7700 / 1330 (観光案内専用)
  • 史跡地観光案内センター(041)-840-2548

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(2011年10月1日掲載)

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