百済の面影・扶餘の旅

扶餘の名産品

農産物

錦江流域の肥沃な土壌と地下水に恵まれ、栗、マッシュルーム、スイカ、トマトなどが生産されているほか畜産や農業も盛んである。2003年には郡の共同ブランド"グトトゥレ(GOODTRAE)"が誕生した。恵まれた自然環境で生産された最高の製品ととしてヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、日本、東南アジアなど世界24ヶ国に出荷され、郡民はこのブランドに誇りをもって農業に取り組んでいる。

また、扶餘の豊かな土地で育った「スイカ、メロン、栗、ミニトマト、イチゴ、マッシュルーム、しいたけ、きゅうり」の8品を総称して「扶餘8味」と呼ぶ。

画像|扶餘八味

扶餘8味の大きな看板
写真: 東洋日報(http://blog.daum.net/fbtjraks/3160)

お土産

国立扶餘博物館、定林寺址博物館などの「ミュージアムショップ」が充実している。百済金銅大香爐、金銅弥勒菩薩半跏像といった文化財のレプリカや、出土品の模様をアレンジしたTシャツ、マグカップ、焼酎杯、アクセサリーなどが求めやすい価格で揃い、百済の洗練されたデザインセンスを感じることが出来る。

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左は「百済金銅大香爐」 右は定林寺址博物館のミュージアムショップ

このほか、無農薬で栽培される「グトトゥレ椎茸」の干し椎茸は肉厚で味染みが良く、お値段も手ごろ。市内のスーパーや市場にもあるが、「無量寺」の門前に並ぶ食堂の店頭で、新鮮なものを購入するのがおすすめ。その場で調理してもらって食べることもでき、周辺で採れた山菜などの乾物も豊富。

無量寺の門前ではしいたけや山菜の乾物を買い求めることができる。

扶餘のしいたけはとくに肉厚で香りがよく、高級品として人気が高い

(2012年2月28日更新)

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