百済の面影・扶餘の旅

扶餘を楽しむ(見どころ)

松菊里先史時代遺跡地:송국리선사취락지(指定番号:史跡第249号)

  • 住所忠南扶餘郡草村面松菊里山24ー1
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今から約2500余年前の青銅器時代に人々が集団生活をした村遺跡である。低い丘の周辺で、小さな河川に沿ったこの地は人が住むのに都合が良かったことがうかがわれる。

1975年から幾度も発掘が行われ、青銅器時代の住居跡と墓を調査した。ここで初めて出土した原型家の跡は当時の生活ぶりがよく表われていた。青銅、斧、鋳型、焦げた米など出土し、ここで青銅器を鋳造したり農業をしたことがわかる。また石槨墓では韓国青銅器の起源になる遼寧式銅剣が出て、忠清道地方の青銅器文化を考察する良い資料になっている。ほかにも百済時代の墓、窯焼き跡など後の時代の遺跡もたくさん分布している。

  • <利用情報>
  • 問合せ文化観光課文化財担当 (041)830ー2241∼2245

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(2011年10月1日掲載)

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