百済の面影・扶餘の旅

扶餘を楽しむ(見どころ)

扶蘇山(プソサン):부소산

  • 住所忠清南道扶餘郡扶餘邑雙北里山一帯
  • 電話番号扶蘇山城管理所: (041)830-2527
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扶餘の最大の見どころである「扶蘇山」では、百済の王宮と市外を防衛する最後の砦、「扶蘇山城」をめぐる2時間ほどのハイキングが楽しめる。扶蘇山に登ると、あちこちに土で造られた土城を目にすることができる。この山城は、普段は宮城の公園として利用され、有事の際には王宮を防護する城郭の役割をしたもの。

滅亡する百済と運命を共にし、節義を守った宮女たちの息遣いを感じる落花岩、百済の三忠臣を祀った三忠祠、軍倉址、皐蘭草の伝説をとどめた皐蘭寺など、足の向くところどころに百済の歴史がしみこんだ現場である。

登り口はふたつあり、左手は舗装された平坦な道で落花岩や皐蘭寺への最短コース。右手から登るコースには百済滅亡の時に決死隊として殉職した3人の忠臣を祀った祠、王様が朝日や夕陽を見ながら酒宴を楽しんだ楼、今も焼け跡から炭化した米が出土する軍倉址など、昔の展望台など見どころが多い。

  • <利用情報>
  • 行き方扶餘市外バスターミナルから徒歩
  • 入場料扶蘇山城+落花岩+皐蘭寺: 19歳以上 2,000ウォン 13~18歳 1,100ウォン
  • 7~12歳 1,000ウォン
  • 開放時間夏期(3月~10月)7:00~19:00 冬期(11月~2月)8:00~17:00
  • 定休日年中無休
  • 問合せ忠清南道総合観光案内所 (041)1330、830-2523(日本語可)
  • 扶蘇山城管理所:(041)830-2527

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(2011年10月1日掲載)

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